画像・写真:「音速の両サイドハーブ」が超ロングカウンターを完成、「シン攻撃トリオ」躍動の浦和レッズが「4連勝」で優勝戦線へ【浦和レッズvsサンフレッチェ広島】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 浦和レッズ サンフレッチェ広島 2025.04.28 4月13日の町田戦でサミュエル・グスタフソン、渡邊凌磨、松尾佑介の共存に成功し、今季ベストの内容で勝利した浦和は、そこから京都とマリノスにも同じスタメンで勝利。3連勝と波に乗るチームは、この日も同じ11人をピッチへと送り出した。しかし、序盤は広島のペースに。スペースを与えないだけでなく、鋭い対人守備で浦和にボール保持を許さない。広島はペナルティエリア手前への進入を積極的に狙っていった。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) それでも、浦和は時間とともに広島の強度に対応してゆく。無理をせずに低位置で構え、ダブルボランチと両サイドバックが危険な位置でしっかりと人につくことで、センターバックとゴールキーパーが万全の態勢でプレーして決定機を未然に防いだ。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半に入ると、広島は立ち上がりから再び強度を武器に積極さを見せる。一方の浦和は攻守両面で局面ごとの強引さを徐々に発揮。松尾佑介(写真右)らのカウンターを軸に、人に食らいつく広島の打開を試みることが増えていった。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) すると57分、自陣深い位置でボールを奪ったマテウス・サヴィオ(写真左)が、そのまま右サイドをドリブルで一気に攻め上がる。1人でハーフコートよりも長い距離を進んだ浦和のクラッキは、懸命に追いすがる中村草太(写真右)を振り切り、ゴール前へのスルーパスを選択した。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) GK手前への絶妙なパスに追いついたのは、中央を爆速スプリントで駆け上がった金子拓郎。大迫敬介をかわし、無人のゴールへ蹴り込んだ。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) 両サイドハーフが、トップスピードでありながら抜群の精度で超ロングカウンターを完成させ、浦和が先制点を獲得した。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) リードした浦和は広島の反撃に対して再び低く構え、危なげない守備で同点を許さず。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) 2点目を奪って試合を決定づけることはできなかったものの、運動量で勝り、1-0での勝利を手にした。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) 浦和はこれで4連勝。勝ち点3をもぎ取ることができるようになったチームは、その質を高めながら、優勝争いに加わった。(20250425)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 「3試合を勝って最後に笑って終わりたい」川崎・長谷部監督がACLE準々決勝前日に見せた意気込みとは……開幕戦で東西の差が出たものの、「皆さんのイメージを壊したい」 写真の記事へ戻る