画像・写真:試合結果を象徴する「崩れ落ちた」汰木康也の“執念”と「取り消された」綱島悠斗の“2枚目”、試合後に城福浩監督が挙げた「課題」【東京ヴェルディvsヴィッセル神戸】PHOTOギャラリー 原壮史 2025.04.13 ヴェルディは直近3試合で、勝利を逃す形での引き分けが続いている状態。神戸は開幕から3試合連続で引き分け、その後は勝利と敗北を交互に記録している状態。なかなか波に乗れないシーズン序盤となってしまっているチーム同士の対戦となった。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合はいきなり決定的な場面を迎える。2分、エリキが左サイドからボールを入れると、中央の宮代大聖が完璧なスルーで後ろへ流し、ボールは汰木康也のもとへ。1点をほぼ確実なものとした神戸だったが、汰木のシュートがミートせず、ボールは枠外へ。まさかの失敗に崩れ落ちた汰木に宮代が駆け寄った。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) その後は互いに決定機を作れない時間が続いた。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) ヴェルディは木村勇大、神戸は大迫勇也に当てることをきっかけにボールを動かそうとするが、工夫の段階で上手くいかず、得点の気配がなかなか強まらない。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) 両者ともに苦しい時間が続く中、個で勝る神戸はサイド攻撃からコーナーキックを何度も獲得するが、得点は奪えない。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) ヴェルディは41分、綱島悠斗がコーナーキック後の混戦でゴールを奪うが、VARのゴールチェックでGKへのファウルが確認され、取り消しに。0‐0のまま、ハーフタイムを迎えた。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) すると51分、エリキがサイドを抜け出してクロスを入れると、汰木が押し込む。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合開始直後の悪夢を自ら振り払う執念のゴールで、神戸が先制した。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) その後は神戸が主導権を握ったものの、追加点を奪うまでには至らない。終盤にはヴェルディが反撃を見せたものの、87分に綱島が2枚目のイエローカードで退場となり、0‐1で試合終了。幕開けで決定機を逃したものの、ゴールを決めた汰木。ネットを揺らしたものの、取り消しとなり、最後は退場で幕を閉じることになった綱島。2人は、両チームの試合結果を象徴するかのように対照的だった。試合後、城福浩監督は局面ごとに球際で負けてしまっていることを課題として挙げ、技術や予測のクオリティー向上に言及した。(20250412)撮影/原壮史(Sony α1使用) 写真の記事へ戻る