画像・写真:「強気でやり続けてくれた」と鬼木監督が称賛、王者・神戸の大迫勇也ら「強力攻撃陣」を封じて名門・鹿島が「優勝争い」の中心に!【鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸】PHOTOギャラリー 原壮史 J1 ヴィッセル神戸 鹿島アントラーズ Jリーグ 2025.03.31 前節、ホーム26戦無敗というJ1新記録を達成した鹿島。鬼木達新監督のもと、開幕から首位に立っているチームだが、相手を圧倒する試合が多いわけではない。攻撃面での苦戦から相手のペースとなるものの、我慢強く戦う姿勢を持ち続けて結果を出してきた。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) だが、この試合、鹿島はこれまでの試合で見せていた我慢強さに加え、狙い通りの守備の形から主導権を握る。武藤嘉紀、大迫勇也、エリキといった強力攻撃陣の「個の強さ」を起点にゴールへ近づこうとする神戸に対し、まずは大迫へのマークを徹底。ロングボールによる攻撃を立ち上がりから防ぐと、戦いは地上戦へと移っていった。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 神戸の戦い方がパス交換と両翼の活用へと傾くと、鹿島はコンタクトからはじまるボールへの徹底したチャレンジで積極性を披露。1人が振り払われても2人目が絶え間なく対応する形で神戸の攻撃と渡り合い、攻守の入れ替わりから神戸ゴールへと迫っていった。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) すると33分、GK早川友基からのロングボールが神戸DFラインの奥に飛ぶと、飛び出した前川黛也よりも先にレオ・セアラがものにし、ゴールへと押し込んだ。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 神戸の狙いに対し、コンパクトな体制で戦える状態を保つための戦いをやりきった鹿島が、1点をリードして前半を終えた。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 後半、神戸はポジションチェンジや選手交代で鹿島をいなし、反撃を狙う。鹿島は守備と攻撃が地続きとなった、前半のような好循環を生むことが難しくなったものの、守備での積極性を失うことなく、勝利へ向かっていった。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 終盤は互いに選手交代で拮抗状態を維持しつつ、ファウルやカードも含めた駆け引きでも戦い続け、ビッグマッチらしさと結果へのこだわりがぶつかり合った。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 最終的には、鹿島がこれまでの試合でも見せてきた粘り強さで神戸を完封。1-0で王者を下し、首位を保ってみせた。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 鬼木監督は「選手たちが最初から最後まで強気でやり続けてくれた」とコメント。悪くても勝ち切れる、に加え、結果にこだわる試合でパフォーマンスを高めることができる、という鹿島らしい勝負強さを感じさせるようになったチームは、この勝利によって優勝争いの中心に君臨することになった。(20250329)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 「可愛すぎる笑笑」「そこばっか見てしまう笑」ドイツから逆輸入MF伊藤達哉がJ初得点も、注目を浴びたのはまさかの「大島僚太の喜び方」! 腕一回転&ピョンピョンジャンプが話題に 写真の記事へ戻る