■「自分の体を見つめ直す機会になっている」
また、9月頃の復帰が見込まれていた田邉は、さまざまな測定結果などから発表はしていなかったものの8月16日を仮の復帰日としていたという。しかし、それよりも順調にリハビリが進み、自身でも驚く早さで復帰することとなった。
今まで大怪我を経験したことがないことから、現在、他の選手よりも早く練習に来て超音波を当てるほか、トレーニング時間を増やすなど対応。「自分の体を見つめ直す機会になっているので、そういうところはプラスに捉えている」と前を向く。
試合には出られる状況にあるか聞いてみると、「そうですね」と即答。「心肺とか上げていかなきゃいけないですけど、怪我人という扱いではないので」と頼もしさを見せた。
チームは29日にドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと、8月2日に天皇杯4回戦として高知ユナイテッドSCと対戦する。中断再開後のJ1リーグ・ガンバ大阪戦に向けて2人はこの2試合で復帰するのか。優勝奪還に向けて負傷者の復帰は追い風となる。