「まさかのダイビングヘッド」蔚山現代のMF江坂任が豪快なヘディング弾で「待望のKリーグ初ゴール」!「初ゴールおめ」ファンから祝福の声が届くの画像
浦和レッズ時代の江坂任 撮影:中地拓也

 6月10日、韓国K1リーグ第18節が行われ、蔚山現代FC所属の元日本代表MF江坂任が待望のKリーグ初ゴールを決めた。

 首位を走る蔚山現代FCが、ホーム・蔚山文殊サッカー競技場に4位・済州ユナイテッドを迎えた一戦に、江坂は4−5−1のトップ下でスタメン出場した。そして1点ロードで迎えた後半8分だった。

 蔚山現代が右サイドの敵陣深くのエリアで細かいパス交換でうまくDFラインを突破すると、韓国代表FWオム・ウォンサンが中央へ鋭いクロスを送り込む。ファーサイドで手を挙げた背番号31の江坂は、目の前にいた相手DFの死角から鋭く走り込み、体を投げ出してのダイビングヘッドで豪快にゴールネットに突き刺した。

 昨年12月にJ1浦和レッズから蔚山現代FCに完全移籍した江坂は、今季開幕戦の全北現代戦で途中出場してKリーグデビューを果たし、第2節の江原FC戦にはスタメンで出場した。だが、第3節以降はベンチスタートで、第6節からは故障もあってベンチ外が続いた。その我慢の日々を乗り越え、6月6日の前節・水原FC戦で久々のリーグ戦出場を果たして1アシストを記録した。

そして迎えた今節、ホン・ミョンボ監督からのスタメン抜擢の期待に応える形で得点という結果を残し、現地実況は「アタル!ダイビングヘッド!」と大興奮。チームも5-1の大勝を収め、歓喜の輪の中で笑顔を見せた。

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