５月２０日に行われたラ・リーガ第３５節にて、レアル・ソシエダは２−１でバルセロナに勝利した。敵地カンプ・ノウで３２年ぶりの勝利、かつ欧州CL出場権獲得へ大きな白星を手にした中で、試合終了後のMF久保建英の“歓喜のダンス”が話題を集めている。
前節でリーグ優勝を決めたバルセロナに対して、ソシエダは前半５分にミケル・メリノ、後半２６分には久保が作ったチャンスからFWアレクサンダー・セルロートがチーム２点目を決めた。そして試合終了のホイッスルが鳴ると、ソシエダの選手たちは１９９１年以来となるカンプ・ノウでの“歴史的勝利”に大喜び。後半１３分から途中出場し、育成組織のカンテラ時代に所属していた古巣相手に好プレーを見せた久保も、ピッチ上で飛び跳ねて味方と抱き合った。
その後も“興奮”は続き、ソシエダの公式インスタグラムが試合後のロッカールームの様子を公開。選手たちが歓喜の雄叫びとハイタッチ、熱い抱擁を繰り返す中、久保も上機嫌で大声を張り上げた後、さらに上半身裸で首にビブスをかけた状態のまま、１９歳のフランス人FWモハメド・アリ・チョとノリノリのダンスを踊って大盛り上がり。１０歳から約４年間に渡ってスペインで生活して“ラテンのノリ”が染み込んだ久保の、試合中とはひと味違う華麗なステップが全世界に発信されることになった。
