5月7日、清水エスパルスがクラブ史上最多得点となる9得点を奪い、いわきFCに9-1で大勝を飾った。この口火を切ったサッカー元日本代表MF乾貴士の先制ゴールが話題になっている。
この得点は開始わずか61秒で決まった電光石火弾だった。左CBに入った鈴木義宜から右CBの井林章へと短いパスが送られると、そこから相手陣内にいた右SBの北爪健吾へと長めのグラウンダーパスが出される。北爪は、右足インサイドで縦に流すようにパスを出し、相手DFにカットされそうになる寸前でMF中山克広が受け、そのまま縦に前進。
背番号11は自ら持ち上がって浮き球のクロスをニアに入れるが、これはFWチアゴ・サンタナに合わない。それでも、流れたボールに詰めていたのが乾で、後方から走り込むやダイレクトボレーで一閃。地面に叩きつけたうえで、ゴールネットを豪快に揺らしたのだ。
このゴールには、2種類の称賛の声が上がった。まず1つは、乾の個人技に対してだ。走り込んでの浮き球へのボレーシュートに、以下のような反応があった。
「乾はボレーとかダイレクトとかほんと惚れ惚れするくらいうまいよねぇ」
「乾先輩はオフザボールの動きもすごいんよな」
「佐藤寿人みたいなゴール決めるファンタジスタ」
「トップ下に入った乾さんの存在感がすげえわ。。。」
「ワールドクラスの選手ってこうなんだなぁと好き~が止まらない」