川崎サポーターが地域密着求め浦和戦後に「3つの横断幕」で意思表示…新型コロナの5類移行を目前としたタイミングで考え伝えるの画像
浦和レッズ戦の前半を前に円陣を組む川崎フロンターレの選手 撮影:中地拓也
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 4月5日、川崎フロンターレルヴァンカップ第3節として浦和レッズを等々力競技場に迎えて対戦した。

 ホーム未勝利で迎えたこの試合は前半からチャンスを作り続けたものの、スコアレスドロー。グループステージでの勝点1を積み上げるにとどまった。しかし、10代の2人が躍動したほか、連動した動きで崩す場面が見られるなど、ポジティブな要素が多い試合だった。

 その試合後、観客席に3つの横断幕が掲げられた。Gゾーンと呼ばれるエリアで、横断幕は2階席から1階席にかけて上下に並んで掲示された。

 1番上の横断幕には、「地域密着は後回し。功労者は次々と辞めていく。吉田、富士通体制の事業方針はこのままでいいのか?」と、川崎の代名詞でもある地域密着を改めて求めた。次の段には、「PwCさん、地域から愛されるフロンターレへ導いてください。」。そして一番下の段には、「どんな時も俺たちは鬼木フロンターレを後押しし続ける」と書かれていた。

 この横断幕が出されたのは選手が試合後の周回あいさつを終えたあとであり、さらに一番下の横断幕の内容から、選手感情に配慮したうえでチーム成績とは別に掲げられたようだ。

 コロナ禍でJリーグや川崎フロンターレを取り巻く環境が激変したが、5月8日に新型コロナの感染症法上の位置付けが、2類から5類に移行する。それを目前に控えたタイミングでの、サポーターの意思表明だった。

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