4月5日、ルヴァンカップのグループステージ第3節が行われ、ガンバ大阪はホームにFC東京を迎えて対戦した。
この試合における先制ゴールが話題になっている。それは、前半43分に決まったMF杉山直宏のゴールだ。
現在24歳の杉山は昨季までをJ2のロアッソ熊本で過ごした。2シーズンで70試合に出場して14得点のプレーが評価されて、今季からガンバ入り。ここまで公式戦には5試合に出場しており、これが6試合目だった。
そして、3試合目となったルヴァンカップ・FC東京戦で移籍後初ゴールを決める。それは味方が中盤から送った右サイドへのパスを受けたところから始まる。
このボールを受けたのは、G大阪から見てPA内の右手前の角の部分だった。右足でトラップすると、FC東京の左SBである長友佑都と対峙。この時点でFC東京はGKを抜かしてFPがPA内に3人、FC東京は杉山の他は1人しか入ってきていない。
すると杉山は、左足でボールをタッチしながら中に切れ込む素振りを見せると、大きく縦に切り返す。このキックフェイントでW杯戦士を置き去りにして縦に抜けると、右足でニアをズドン。ゴールネットの上に突き刺す豪快なゴールを決めたのだ。