■試合終盤に1人少ない状況に

 それでも札幌は、後半14分に同点弾を決めて食らいつく。川崎フロンターレは車屋紳太郎レアンドロ・ダミアンと、戦線離脱していた選手をピッチに送り込むなど、後半38分までに交代カード5枚を切って猛攻の姿勢を示す。

 その勢いの中でついに、2度目の逆転ゴールが生まれる。ゴール前に人数をかけて攻め込んでいた状況で瀬川祐輔がクロスに頭で合わせてゴールネットを揺らしたのだ。その後、小林悠が負傷退場したことでピッチ上に10人しかいない状態となるも、札幌の攻撃をしのいで試合を終了してみせた。

 直近の公式戦2試合で無得点だったが、終わってみれば今季最多の4得点を記録。サポーターが北の大地に巨大フラッグを掲げて送ったエールに見事に応えた。

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