３月２８日、サッカー日本代表はコロンビア代表と対戦。開始３分に三笘薫のゴールで先制したものの前半のうちに追いつかれてしまう。
勝ち越しゴールを奪いたい日本は、後半開始時点から上田綺世を投入する。現在、ベルギーリーグでゴールを量産する和製ストライカーの嗅覚に託したのだ。
しかし、後半１６分に失点してしまい、１点ビハインドの状況に。そんな中で上田が決定的なシュートを放った。それは、後半２１分の場面だ。
ボールをつないだ日本は、伊東純也が左サイドの高い位置でボールを持つ。そして相手選手と対峙すると、右足で中にボールを入れる素振りを見せてから、背後で追い越す動きを見せた守田英正にヒールパスを送る。
三笘の得点をアシストした背番号１３は、この場面でも先制点同様にダイレクトでゴール前にクロスを送る。そのボールを待ち構えていたのが上田綺世で、相手選手２人に囲まれる状況だったが、跳躍力を生かして高くジャンプすると、見事なヘディングシュートを見せる。その高さは相手DF２人を無効化するものでゴールが決まったかに見られたが、相手GKが好セーブを見せてゴールに結びつけることはできなかった。
