「這いつくばって抗ってボール守ろうとしてた」三笘薫がウルグアイ戦で見せたまさかの「泥臭い姿ピッチレベル目線」が反響!前半44分に見せた「勝利への執念」の画像
ウルグアイ戦で先発出場したサッカー日本代表の三笘薫 写真:中地拓也(双葉社/JMPA代表撮影)

 3月24日、サッカー日本代表はウルグアイ代表と対戦。第2次森保ジャパンは1-1で引き分けスタートとなった。

 カタールワールドカップから11人が入れ替わった新体制で挑んだこの一戦。三笘薫がついに先発出場した。W杯では直前の体調不良もあって4試合連続途中出場ながら、その切れ味鋭いドリブルは日本に何度もチャンスをもたらした。“三笘の1mm”はその象徴に過ぎない。

 その三笘は、ウルグアイ戦では4-2-3-1の左サイドで先発した。しかし、チームは前半38分に失点。レアル・マドリードに所属するフェデリコ・バルベルデにゴールを許してしまったのだ。

 そのまま時間が推移し、前半終了間際まで迎える。これ以上の失点をして後半に折り返したくない場面で、三笘はそのプレーを出した。

 それは、自陣で伊藤洋輝からボールを受けた前半44分の場面だ。外にいる伊藤から中で受けようとした三笘はそのままターンしようとしたが、雨で足を滑らせてしまう。その瞬間、相手選手が寄ってきてボールを奪われそうになる。

 そこで背番号9が選択したのは、相手選手が寄せてくる流れに合わせて、相手の足の間に頭ごと突っ込んで、ボールを保持することだった。相手の勢いが強く最終的にはボールを取られてしまったものの、勝利への執念を感じさせた場面だった。

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