J2の大分トリニータが、SNSを更新した。見慣れないGKのトレーニングに、さまざまな声が寄せられている。
2023年の大分では、2種登録などを除き現在32人の選手がトップチームに登録されている。そのうち4人がGKである。
昨シーズンは高木駿がリーグ戦31試合でゴールを預かった。11試合に出場した吉田舜は、浦和レッズへと完全移籍した。
今シーズンは開幕からここまで3試合、西川幸之介が出場している。今季から加入した新井栄聡、テイシェイラとの、新たな競争をまずは制している。
4人で1つのポジションを争う競争は、激しいものであるようだ。クラブが8日にツイッター公式アカウントに投稿した動画からも、その一端がうかがえる。
動画の中で、4人のGKは顔を真っ赤にして声を上げている。2人1組になって、レスリング形式のトレーニングをしているのだ。
具体的には、ひとりがグラウンドに突っ伏して両腕で抱えたボールを守り、もうひとりがひっくり返そうとする。選手たちは4人とも、体重80キロ前後の立派な体躯を誇る。見た目以上にきつそうなメニューだ。
ただし、見るだけならば悲鳴は上がらない。SNSでの投稿には、冷静なコメントが続いた。
「可愛い」
「わろたww確定申告でささくれた心が癒されたわw」
「大分GKグラップラー化計画」
「柔術やレスリングのトレーニングをラグビーに取り入れた例は見たことある。 寝技系トレーニングで体幹が鍛えられるのかな?」
「好きなひとはすごく好きそうなトレーニング」