■5大会連続“出場”という大ベテラン

 西シェフは今回のカタールワールドカップにも帯同したことで、5大会連続“出場”を果たした大ベテラン。大久保氏とは2010年と2014年の2大会を共に、小野とは2006年大会で一緒だったことになる。

 世界中で選手の健康をサポートしてきた西シェフは、今大会が始まる前には事前に宿泊先ホテルを訪れて調理場をチェックするなどしてチームを支えてきた。日本代表がドイツやスペインを破った裏には、歴史の積み重ねとスタッフ一人ひとりの努力があったのである。

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