ブラジル代表がカメルーン代表にまさかの敗北を喫した。
■ブラジル粉砕の一撃
すでにグループリーグ突破を決めていたブラジルだったが、なかなかゴールを奪うことができず。試合終盤までスコアは動かなかった。すると、後半アディショナルタイム(AT)2分に均衡が破られる。
カメルーンは中盤から右サイドに展開。ボールを受けたジェローム・エンゴム・ムベケリはスピードを活かしたドリブルで縦に仕掛ける。ブラジルDFマルキーニョスに対応されるが、ムベケリはクロスをペナルティエリア中央に送った。すると、このボールにヴァンサン・アブバカルがヘディングで合わせて、ゴール右に突き刺した。
マンチェスター・シティGKエデルソンが一歩も動けない見事な得点。クロスの質、ヘディングシュートのコースはともに完璧だった。
この失点でブラジルは敗戦。同チームがグループリーグで敗れるのは1998年のフランス大会以来ということもあって、SNSは騒然としている。
「まさかブラジルが負けるとは」
「意表を突いたクロスだ」
「この一点は大きいね。後世に語り継がれる」