「僕の熱心なサポーターだった」マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWラッシュフォード、直接FK弾の後に見せた「ゴールパフォーマンス」の意味を明かすの画像
マーカス・ラッシュフォード(イングランド代表)がゴールパフォーマンスの意味を明かした 撮影:中地拓也

 イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードマンチェスター・ユナイテッド)が、ウェールズ代表戦で見せたゴールパフォーマンスについて語った。

■直接FKを決めた後に…

 イングランドは11月29日、カタールワールドカップ(W杯)のグループB第3戦でウェールズと対戦。ラッシュフォードは今大会で初めてスタメン入りしていた。

 試合は0-0で折り返すと、後半開始早々にイングランドがFKをゲット。位置はペナルティエリアの左手前で、ゴールからは約25m離れている。この絶好のスポットでキッカーを担ったのはラッシュフォードだった。右足を振り抜き、あえて壁が置かれていないファーサイドを狙うと、鋭いボールがゴール右へと突き刺さる。

 ネットが揺れたことを確認したラッシュフォードは、すぐにベンチがあるタッチライン際へ。そこでチームメイトとともに先制点を祝った。だが、喜びを分かち合った味方が自陣へと引き上げていく中、ラッシュフォードは1人でコーナーフラッグ付近に残り、膝で立って両の人差し指で天を指差している。

 試合が再開されて間もなく、イングランドはフィル・フォーデンが追加点を奪取。さらに後半23分には再びラッシュフォードがゴールを決めて、ウェールズに3-0で勝利した。

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