イラン代表FWサルダル・アズムンの驚きの行動が話題を呼んでいる。
■2ゴール目に興奮
イランは11月25日、カタールワールドカップ(W杯)のグループB第2節でウェールズと対戦。初戦はイングランド代表に2-6で大敗を喫しており、崖っぷちの状態でこの試合を迎えていた。
ゲームは0-0で折り返し、なかなか両チームともにゴールが生まれないなか、終盤に流れが変わる。後半41分、ウェールズGKウェイン・ヘネシーが決定機阻止によって一発退場。これでイランが1人多い状態となり、勝利の可能性がグッと高まった。
すると後半アディショナルタイム8分、ルーズベヒ・チェシミのスーパーゴールによってイランが先制に成功。土壇場でリードを奪ってみせた。しかし、勢いに乗ったチームは止まらない。先制点からわずか3分後には追加点となるダメ押しゴールを挙げて、スコアを2-0にしてみせた。そのままイランが勝利を収め、グループステージ突破に向けて大きな3ポイントをゲットしている。
劇的な試合内容も注目されたが、ベンチでのあるシーンも大きな脚光を浴びている。それは2点目が決まった場面だ。イランが貴重なダメ押し弾を奪ったとき、後半途中からベンチに下がっていたFWアズムンが、喜びのあまりカルロス・ケイロス監督の首を絞めてしまったのだ。
この驚きの行動にはサッカーファンも騒然。「喜び方こえーよ」「何で監督の首絞めたんや」など、さまざまなコメントが寄せられた。
なおアズムンは、首を絞めた直後にケイロス監督の頬をつねっており、両者は笑顔で見つめ合いながら得点を喜んでいる。