チャンピオンシップ(イングランド2部)で起こった出来事にスポットライトが当てられている。
■ボールの水分を拭き取ってもらう
話題に上がっているのは、11月5日に行われたチャンピオンシップ第20節のロザラム・ユナイテッド対ノリッジ・シティだ。この試合では前半17分にケニー・マクリーンの得点でノリッジが先制。後半4分にオリバー・ラスボーンがゴールを決めてロザラム・ユナイテッドが追いついたものの、その1分後にノリッジが勝ち越しゴールを奪った。結局、ゲームは2-1でノリッジが勝利している。
この試合で大きな話題になったのは、得点シーンではなくスローインの場面。そのシーンは、ロザラム・ユナイテッドのDFウェス・ハーディングがタッチラインの外に出たボールを持ち、投げる準備をしている際に起こった。
ハーディングは自身のユニフォームを使ってボールの水分を拭きとろうと試みたが、うまく拭きとれない様子。すると、ライン際に座っていたサポーターがハーディングに声をかけて、「自分の服を使え」と言わんばかりに、ロングTシャツを脱いで渡したのだ。サポーターのロングTシャツを使って水分を拭きとったハーディングは、無事にボールをピッチ内に投げ入れている。
この場面を見たサッカーファンからは多くのコメントが寄せられた。
「こういうの好き」
「サポーターの鑑」
「一体感すげー」