ヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也が、あの名言を彷彿とさせる“超絶トラップ”を見せた。
■決勝点を呼び込む後ろ向きのトラップ
神戸は10月1日に行われたJ1リーグ第31節でアビスパ福岡と対戦。ともに勝ち点31の“残留争い直接対決”で、21分に先制点が生まれる。
GK飯倉大樹が最前線にロングパスを送ると、落下地点に入ったのは大迫だった。ボールは上空高くに浮いており処理が難しいかに思われたが、なんと背番号10は自陣ゴールに背を向けたまま綺麗にトラップ。スムーズに左サイドの汰木康也に渡した。そして汰木がペナルティエリア中央にクロスを上げると、小林祐希が飛び込んでヘディングシュートを叩き込んだ。
SNSでは、この先制点のきっかけとなった大迫のトラップにスポットライトが当てられている。特に、名言「大迫半端ないって」の語源になっている、第87回全国高校サッカー選手権準々決勝・鹿児島城西vs滝川第二で生まれた“後ろ向きのトラップ”に似ていることを指摘する声が多く見られた。
「後ろ向きのボールめっちゃトラップするやんやば」
「本当にあの時のトラップと似てるな」
「めっちゃ後ろ向きでトラップするもん」
「そんなん出来へんやん普通」
「大迫半端ないの原点や」
この圧巻のスキルから生まれたゴールを守り切り、神戸は1-0で勝利。貴重な勝ち点3をゲットして残留に一歩近づいている。