■ストライカー谷口のゴールなどで首位・新潟が快勝
J2リーグ37節が9月17、18日に行なわれ、首位の新潟はホームで水戸ホーリーホックと対戦した。
新潟はキックオフ直後から相手ゴールに鋭く迫った。決定機も作り出していくが、水戸GK山口瑠伊の好セーブに阻まれる。
30分にはアクシデントに襲われる。相手選手との接触プレーでMF高木善朗が負傷し、途中交代を余儀なくされてしまうのだ。
高木の交代をきっかけに、水戸に試合の流れを引き戻される。34分にこの試合初めてのシュートを許した。このままでは主導権を奪われかねないなかで、新潟はスコアを動かす。高木に代わって出場した小見洋太が左サイドを切り崩すと、MF伊藤涼太郎とFW谷口海斗がボールに関わり、ボランチの星雄次が豪快に蹴り込んだ。
5試合ぶり先発の星は、今シーズン初ゴールだ。スタメンに抜てきされた選手が結果を残すのは、松橋力蔵監督が指揮する新潟の大きな強みである。
後半に入った52分には、チームの得点源がゴールを奪う。2試合ぶりにスタメン入りした谷口が、6月4日の20節以来17試合ぶりのゴールをヘディングで決めたのだ。
新潟はその後も相手ゴールへ迫りつつ、水戸に好機を与えない。2対0で終了のホイッスルと聞いた新潟が、今シーズン3度目の3連勝を飾った。