■守備練習ではCKとセットプレー対策を入念に行った

 4-3-3の際には、ビニシウスが左ウイングまで張り出し、ネイマールが中央にポジショニングしていた。いずれのシステムにせよ、最前線にはネイマールが構えており、日本の脅威となる。また、裏を狙うような攻撃練習も行っており、日本代表はロングボールへの対策も講じる必要がありそうだ。

 守備練習で入念に行っていたのがセットプレー対策。コーナーキック、フリーキックの守備練習をさまざまなパターンで繰り返し、ショートコーナーを使われた際の練習も細かく行っていた。

 戦術練習が終わると、控え選手を中心にミニゲームを実施。ここからは再び撮影が許可され、スピードとテクニックにあふれた展開を日本の報道陣に見えつけた。

 日本代表とブラジル代表が対戦するのは6月6日。王国相手に日本がどこまでやれるのか、注目の一戦となる。

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