セリエAのローマがUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)初代王者に輝いた。22歳のイタリア代表MFニコロ・ザニオーロが圧巻の決勝ゴールを決めた。
■初代王者決定
今季から新設されたUECL決勝に進んだローマは、現地時間5月25日にフェイエノールトと対戦。1−0の勝利を収めてローマが初代王者に輝いた。
決勝ゴールが決まったのは前半32分。ジャンルカ・マンチーニからのロングボールをペナルティエリア左でザニオーロが胸トラップ。少しトラップが流れるも、強靭な体幹で倒れず。相手GKの前でボールを触り、ゴールに流し込んだ。
マンチーニのロングボールが圧巻で、正確無比なキックでぴったりとザニオーロのもとへ。ザニオーロは瞬時の判断で相手GKの位置を把握し、正確にゴールを決めた。
結局、このゴールが決勝弾となりローマが1−0の勝利を収め、UECL初代王者に輝いた。そして、ローマを指揮しているジョゼ・モウリーニョ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)、そして今回のUECLと欧州主要の3大会を制覇した初の監督となった。