■ヴラホヴィッチは2戦連続弾なるか
第2戦もGKはヴォイチェフ・シュチェスニーが務めるだろう。
3バックの中央では、1stレグで途中出場したレオナルド・ボヌッチがスタートからプレーできるはずだ。その両隣にはダニーロとマタイス・デ・リフトが並ぶと予想した。デ・リフトはマークを見失い失点に絡んでしまったため、次回対戦時は再び兜の緒を締める必要がある。
WBには、右にファン・クアドラード、左にアレックス・サンドロ。上下動を繰り返すことができる両者は、90分間相手のサイドプレーヤーを縦に揺さぶり続けることが求められる。
また、アンカーはマヌエル・ロカテッリ、左IHはアドリアン・ラビオが入るだろう。ウェストン・マッケニーが間に合わないであろう右IHのポジショニングでは、デニス・ザカリアがプレーすると予想。強度の高い守備とリーチの長さが武器のボール奪取力、そして長短のパスを操れるビルドアップ力を活かせるか。
そして2トップには負傷から復帰が待たれるパウロ・ディバラとドゥシャン・ヴラホヴィッチ。前者は降りてビルドアップにも貢献でき、クリーンな前進にも寄与できる。後者はとにかくゴールが期待される。2戦連続弾でチームを準々決勝に導くことができるだろうか。新背番号7のプレーに注目したい。