■2月20日/明治安田生命J2第1節 ベガルタ仙台 0-0 アルビレックス新潟(ユアスタ)
J1昇格が課せられたベガルタ仙台のJ2開幕戦はスコアレスドロー発進となった。
舞台は試合前に雪がちらつくユアテックスタジアム。9617人のサポーターとともに、同じ北国の新潟を迎えた。期待と不安が入り混じった90分間は新潟が優勢の時間が長く、仙台は守備に走る時間が多くなった。
開幕メンバーには、新加入選手7が名を連ねた。GKには杉本大地(←磐田)、CBには若狭大志(←東京V)、左サイドバックには内田裕斗(←鳥栖)、攻撃的MFに名倉巧(←長崎)と遠藤康(←鹿島)、FWに中山仁斗(←水戸)、そしてわれらが梁勇基だ。10番を背負った梁はボランチで先発。仙台出身の吉野恭平とともに中盤でリズムを作った。
開始直後に赤﨑秀平がオープニングシュートを放ってユアスタを沸かせたが、その後は新潟ペース。それは数字にも表れており、公式記録では新潟が13本のシュートを放ったのに対し仙台はわずか4本だった。とはいえ、新潟に決定機を与えた回数はそれほど多くはなかった。新潟はボールを保持するもアタッキングサードでは効果的な攻撃が見られず、また、仙台の守備陣がしっかり奮闘したこともあって、シュート数13本ほどの脅威はなかった。