■ジョッタが2ゴールを記録
先制点が生まれたのは34分。トレント・アレクサンダー=アーノルドの右CKにフィジル・ファン・ダイクが強烈なヘディングシュート。レスター守護神カスパー・シュマイケルが弾くが、こぼれ球をジョッタが押し込んだ。
試合はしばらくリバプールの1点リードで進んでいく。終盤の87分、ジョッタがこの日2点目となる決勝ゴールを決める。87分、ディアスがペナルティエリア左でペナルティアークにいたジョエル・マティプにパス。マティプは右足アウトサイドでスルーパスを送ると、ボールを受けたジョッタが右足ダイレクトシュート。ボールはシュマイケルの手を弾き、ゴールに吸い込まれた。
マティプのアウトサイドで送ったスルーパスも絶妙。そしてジョッタのボールの受け方がさすがだった。ボールに対して正面に立つのではなく、狭いスペースに入っていき半身でボールを受けそのままシュートまで持ち込む。ボールを受けてからゴール方向を見ることなく流れるような動きでシュートを放ち、ゴールを奪って見せた。圧巻のゴールシーンだった。
■リベンジ達成
試合はこのまま終了し、リバプールが2−0の勝利。2021年12月29日に行われたプレミアリーグ第20節アウェイでのレスター戦に敗れていたリバプールはホームでリベンジを果たした。これでリバプールは公式戦8試合負けなし。現在順位は2位となっている。
なお、南野は90分にディアスとの交代で途中出場を果たした。サラーがこの試合に途中出場でリバプール復帰。ジョーンズなどの怪我人も続々復帰する中、新戦力のディアスも躍動。南野の立場はますます厳しいものになっている。日本代表のエースは出場機会を増やすことができるだろうか。