■生放送中に乱入
内田氏は、テレビ朝日の中継に解説として参加。試合終了後、つづけて同局の『報道ステーション』でサウジ戦の振り返りをピッチの脇で行っていた。生放送で内田氏が喋っていると、ピッチから内田氏に向かって来る選手がいる。内田氏に近づいてきたのは、居残りランを行っていた日本代表GK川島永嗣。ベテランGKは盟友・内田氏が出演する生放送にそのまま乱入したのだ。
川島は内田氏に向かって「出てない組走らないと」と真顔で一言。すると、内田氏はいきなりのことに動揺したのか「国内組……」と珍しく言葉を詰まらせ「走りとかじゃないから」と返した。
川島はもう一度「出てない組は走りだから、早く来て」と返す。そして内田氏は「永嗣さん、これ生(放送)でやってるのよ」と笑顔で返し、最後は「うん、分かった、分かった。ありがとうございます。お疲れ様です」と川島を追い返した。
川島の乱入直後は動揺した様子の内田氏は川島が走りに戻ると、カメラの方を向いて「ちゃんと走ってもらいたいですね」と一言。そして、内田氏は川島から何と言われたかとアナウンサーから質問されると「残り組は走れよって。この後フランスに帰るのかな、永嗣さんは」とコメントした。
川島は実際には「出てない組」と言っており、生放送ということと、先輩の突然の乱入にさすがの内田氏も動揺していたのかもしれない。