アーセナル期待のチュニジア超新星

 オマル・レキクはアーセナルUー23に所属する20歳の逸材DFだ。チュニジア人の父親とオランダ人の母親を持つレキクは2018年10月になんと16歳でUー21チュニジア代表に選出。その1か月後にはUー18オランダ代表にも選出された。そして、2021年5月にチュニジア代表を選択。20歳ながら、今回のアフリカネーションズカップに臨むチュニジア代表にも選出されている。

 レキクはこれまでフェイエノールトやマンチェスター・シティPSVマルセイユ、ヘルタ・ベルリンのユースチームでプレー。2021年1月にヘルタからアーセナルへ移籍し、現在はUー23チームでプレーしている。まだアーセナルのトップチームでのプレーはないが、リザーブチームでは今季ここまで公式戦13試合に出場1アシストを記録している。

 この20歳の逸材は186cmと長身のCBだ。アーセナル入団会見で「ボールを持ってプレーすることが好き」と語ったように後ろからのビルドアップでも貢献できる。アーセナルのトップチームでもフィットすることだろう。冨安健洋やベン・ホワイトなどとともにプレーする日が楽しみだ。アフリカネーションズリーグでの大活躍を期待したい。

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