レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが、現地時間12月22日のラ・リーガ第21節アスレティック・ビルバオ戦で2ゴールを挙げ、2-1での勝利に貢献した。
■11人欠場のチームを救うスーパーゴール
公式戦10連勝から一転、ラ・リーガ第18節のカディス戦でスコアレスドローに終わったレアル。そのカディス戦では新型コロナウイルスと怪我によってルカ・モドリッチやマルセロ、マルコ・アセンシオ、ダニエル・カルバハルら主力選手を欠いていた。
さらに試合後、苦しむチームに追い打ちをかけるようにダビド・アラバとイスコが感染したと発表された。加えてカゼミーロが今季5枚目のイエローカードをもらい、出場停止が決定。今節のアスレティック・ビルバオ戦に、レアルは合計11人を欠いて臨むこととなった。
しかし、この危機的状況を救ったのがカリム・ベンゼマだった。今季22試合でチームトップの18ゴールを沈めていた背番号9は、この試合でも2得点と獅子奮迅の活躍。そのうち開始4分で決めた1点目は芸術的なスーパーゴールだった。