ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝トーナメント一回戦の組み合わせ抽選会が現地時間１２月１３日に行われた。異例の再抽選となった今回の組み合わせはどうなったのか。南野拓実が所属するリバプールはどのチームと対戦するのだろうか。
■異例の再抽選
ＣＬの組み合わせ抽選会は、予定通り日本時間１２月１３日２０時に行われた。一度はすべての対戦カードが決定し、公式に発表されたものの、その後問題が発覚。
まず、本来の条件として、「同じ協会に所属するチーム」「グループステージで同じ組だったチーム」とは決勝トーナメント１回戦では対戦しない、という条件があったにもかかわらず、ビジャレアルの対戦相手として、同じくグループステージＦ組のマンチェスター・ユナイテッドのクジが示された。これはその場でマンチェスター・ユナイテッドのクジが除かれて、ふたたび抽選が行われ、ビジャレアルはマンチェスター・シティと対戦することが決定。
そして続けて、今度はアトレティコ・マドリードの対戦相手の抽選の際に、本来は同じグループリーグＢ組だったリバプールのクジが外されるべきところ、なぜかまたマンチェスター・ユナイテッドのクジが外されて抽選。アトレティコの相手はバイエルンに決定したが、全ドローが発表した後、アトレティコから抽選に不備があったことが指摘され、全８試合の抽選をやり直すことが決定。ＵＥＦＡによればこの前代未聞のミスは「外部サービスプロバイダのソフトウェア上の不備」によるものだったという。
こうして、ＣＬ組み合わせ抽選会は異例の再抽選となり、最初の抽選は取り消されることになった。
