【浦和レッズVSセレッソ大阪】山田寛人「チャンスを全部決めていれば」次戦に向けてセレッソ大阪「大きな1点」原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
浦和対セレッソ 撮影:原悦生(SONY α9Ⅱ使用)
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浦和レッズvsセレッソ大阪 10月6日】

「アウェイ・ゴールを与えないこと」

 ホーム・アンド・アウェイの第1戦をホームで戦う監督がよく口にする言葉だ。

 たとえ、3-1で勝ったとしても、与えた1点が2戦目で大きな意味を持って来ることがよくあるからだ。

 ルヴァンカップ準決勝第1戦。浦和vsC大阪。埼玉スタジアム。ウォームアップ中に雨が降った が、キックオフ前には止み、涼しい風が吹いていた。

 浦和は12分、山中のクロスの合わせたキャスパー・ユンカーのゴールで先制した。

 後半はC大阪が攻め込んだ。加藤陸次樹のヘッド、山田寛人の左足の連続シュートはいずれもバーを当たってしまう。浦和にとっては危ないシーンが目立った。

 だが、66分には坂元達裕のクロスから山田にアウェイ・ゴールを入れられてしまう。その後も、加藤のシュートがバーの内側を叩き真下に落ちるような場面もあった。

 最後になって、浦和は攻めたがそこまで。

 どちらにも強さが感じられないまま、互いに疲労しての1-1の引き分けの印象が残った。

 この日、不用意なファウルでイエローカードをもらってしまった乾貴士は累積で次戦に出場できない。

 山田は「チャンスを全部決めていれば、楽な試合をすることができましたが、引き分けで2戦目を迎えられるのはよかった」と語った。

 日曜日の試合は環境が変わって大阪で昼間だ。

 セオリー通りならC大阪だが、その通りにならないのもサッカーだ。

「状況は準々決勝の川崎戦に似ているので、2戦目でしっかり勝ちたい」

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督は自信を見せる。

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