浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、３日に定例会見を行い、５日に行われる川崎戦の展望と、ワールドカップアジア最終予選のオマーン戦後に疲労のため日本代表を離脱したＤＦ酒井宏樹についてもコメントした。
酒井は、東京オリンピックを戦うＵ－２４日本代表にオーバーエイジ枠で選出され、５試合に出場。その後、浦和に合流すると、数週間という短期間ながらもチームに順応し、８月１４日に行われた第２４節の鳥栖戦で移籍後初スタメンとなり、リーグ戦はここまで４試合連続で先発している。瞬く間に主力選手としての地位を確立させ、浦和にとって不可欠な存在となっているが、さらにここでワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表メンバーにも選出され、酒井にとっては連戦が続いていた。
リカルド監督は報道陣から「酒井の疲労度についてどのように見ていたか」と問われると、「レッズに来てからも連戦の中でたくさんの試合に出てくれて、その中には疲れを感じている日もありました。彼はヨーロッパで１シーズンを戦い、それが終わってからＵ－２４日本代表の（東京オリンピックでの）活動に入り、それが終わった直後に日本での（浦和での）試合に出続けていたので、少し休むことは彼にとって良いことかもしれない」と話した。
