J1リーグ第26節 FC東京―鹿島アントラーズ
8月26日(水)|19:00 味の素スタジアム
開始早々から、エキサイティングな試合になるかもしれない。サッカーでは、まだ選手たちの頭も体もフレッシュな前半は、失点シーンはそう多くないものだ。だがこの2チームは、今季リーグ戦で前半の失点がすでに2ケタに届いているのだ。
前回の対戦でも、前半から点を取り合っている。ちょうど1カ月前となるその試合で、鹿島は34分に先制しているが、FC東京も前半終了間際の45分から連続ゴール。その2ゴールはCKからと、鹿島のセットプレーでの弱さも露呈された格好だった。
失点だけでなく、FC東京は前半の得点も2ケタとなっている。今回も夏の夜に負けない“熱い”展開が、前半から楽しめるかもしれない!?
■FC東京
4位 勝ち点22 6勝2敗4分 得点21、失点15、得失点差6
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】田川、東
【直近5試合結果】
○H湘南 3-0
△A広島 3-3
○H名古屋 1-0
△AC大阪 0-0
●H鳥栖 2-3
【通算対戦成績】
通算 47試合・13勝11分23負
ホーム 23試合・ 8勝 6分 9負
アウェイ 24試合・ 5勝 5分14負
【直近対戦成績】
2020年 7月26日 J1第 7節 A2△2
2019年 9月14日 J1第26節 A0●2
2019年 4月14日 J1第 7節 H3○1
2018年 8月 1日 J1第19節 A2○1
2018年 4月11日 J1第 7節 H2○1
【今節のみどころ】
前節は19歳の中村拓海と20歳の品田愛斗をJ1で初先発させるなど、最下位の湘南を相手に選手の休養とテストにあてることができた。連戦のさなか、少しはチーム力の回復には後押しになったはずだ。
ただし、今節は鹿島から期限付き移籍中のレアンドロが、契約上の理由で古巣相手に出場できない。代役は、前回の対戦同様に内田宅哉が務めるか。
内田は前回の鹿島戦後、試合のメンバーに入り続けるようになった。同じ頃にベンチに入るようになった原大智は、まだ先発起用はないものの、途中出場から2得点している。ブラジル人選手が中心となる前線での日本人選手による底上げは、長いシーズン、またその先を考えても重要なテーマだ。この鹿島戦を、新たなきっかけとしたい。