J1リーグ第2節 湘南ベルマーレ―ベガルタ仙台
7月4日(土)|19:00|BMWスタジアム
前節白星をつかめなかったチーム同士の対戦であり、両チームにとってこの中断期間がチーム熟成に追い風になったチーム同士の対戦でもある。
浦和に惜敗した湘南は、開幕戦と同じ3-5-2のシステムで、スタメンに連なる名前もかなり同じになりそう。選手を大きく入れ替えて臨んだ今シーズンだけに、この中断期間にいかに連携を高められたかがカギとなる。
一方の仙台は、システムをおそらく4-3-3に変更。ケガ人や途中加入などもあり、メンバー的にも変更が大きそうだ。ただ、開幕前に本誌が木山監督に取材した際には、「4-3-3でトップ下を置いた形」でのトライをしていたと話しており、2020年の新生・仙台が第2節で見られる可能性がある。
湘南
13位 勝ち点0 0勝1敗0分 得点2、失点3、得失点差-1
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】梅崎、中川、
【直近5試合結果】
●H浦和2-3
◯ルH大分1-0
△A松本1-1
◯H広島1-0
△AF東京1-1
【通算対戦成績】
通算 42試合・11勝9分22負
ホーム 22試合・9勝4分9負
アウェイ 20試合・2勝5分13負
【直近対戦成績】
2019年8月24日 J1第24節 A1△1
2019年3月17日 J1第4節 H2◯1
2018年8月15日 J1第22節 A1●4
2018年6月9日 ルヴァンプレーオフ2 A1●3
2018年6月2日 ルヴァンプレ-オフ1 H3◯0
【今節のみどころ】
昨年、激動に見舞われた湘南は、選手を大きく入れ替えて今シーズンに臨むことになった。山根視来、杉岡大暉、山崎凌吾、秋元陽太といった主力選手を含めて多くの選手を放出し、新卒・レンタルバックなどを含めた加入選手数は10人以上。浦和と点を奪い合った開幕戦では、5人の新加入選手がスターティングメンバーに名を連ねた。新加入選手が多い湘南にとっては、このコロナによる中断は連携を高めるうえで前向きにとらえたい期間となったのでは。
そんな中で今節の勝敗のカギとなるのが、仙台に所属していた3人(石原直樹、古林将太、大岩直樹)だ。仙台は監督が交代して戦時術こそ変わっているが、選手個々の特徴はしっかりつかんでいるはず。何より、3人は仙台時代に徐々に出場機会を失っていただけに、かつての同僚たちに進化した姿を見せたいはずだ。
石原直樹は開幕戦で早くも得点を決めている。3人の奮起が結果を左右する。