J3の愛媛FCが来年2、3月に着用する「冬季限定ユニフォーム」を発表した。クラブが持つ“地の利”を最大限に活かし、動物好きの心をもくすぐる秀逸なデザインに、ファンから絶賛の声が相次いでいる。
近年、日本のJリーグでは特色あるスタジアムが次々と誕生している。街の中心部にサッカー専用スタジアムを建設して連日満員となるサンフレッチェ広島や、ホテルと直結し、選手たちがホテルから歩いてスタジアム入りするという他に類を見ないV・ファーレン長崎などがその代表例だ。
そうした独自の特色を誇るスタジアムが増える中、存在そのものが「地域の魅力(観光地)」と完全に一体化している珍しい例がある。それが、愛媛FCのホーム「ニンジニアスタジアム」だ。
ニンジニアスタジアムは、愛媛県総合運動公園の敷地内にある。そして、同じ公園内に「とべ動物園」が併設されており、日本屈指の「動物園に近いスタジアム」というユニークな立地を誇っているのだ。
今回、その“ご近所同士”による夢のコラボレーションが実現。「とべ動物園」をモチーフとした、愛媛の冬季限定ユニフォームが完成した。
一見すると、冬らしいカーキ系のオシャレな迷彩柄に見える。だが、目を凝らしてよく見ると、模様のなかにたくさんの動物たちが隠れていることが分かる。とべ動物園で飼育されているホッキョクグマやオランウータンをはじめ、さまざまな動物のシルエットが幾重にも連なって、このユニフォームを形成しているのだ。
フィールドプレーヤー用のベースカラーは、ラクダを意味する「キャメル」を採用。細部まで動物園コラボにこだわった造りになっている。
さらに、同柄のグッズも展開され、これらの売り上げの一部はとべ動物園の動物たちのために寄付されるという。「愛媛FCへの応援」が「動物たちの応援」につながり、ひいては「地域の元気」へと昇華していく素晴らしい仕組みだ。
















