「柿谷ばりのトラップ」J2札幌へ武者修行中の24歳FW、右アウトサイド“神トラップ”からの切り返しゴールが話題!「ちょ、このトラップ見てくれよ」「柿谷すぎる」の画像
今季はJ2札幌へレンタル移籍しているG大阪の唐山翔自。 撮影/原壮史(Sony α1使用)

 11月3日に行われたJ2リーグ第15節。北海道コンサドーレ札幌がFC今治を相手に敵地で4-0の大勝を飾った。この試合でダメ押しの4点目を奪ったFW唐山翔自の“あまりにも美しいゴール”に、サッカーファンから称賛の声が殺到している。

 開幕10試合を終えて2勝2分け6敗と低迷していた札幌だが、第11節からは怒涛の快進撃。4試合連続クリーンシート(無失点)での4連勝を引っさげ、敵地に乗り込んだ。

 対する今治は、監督交代という荒療治を敢行するも黒星が先行し、苦しい状況が続いている。そんな相手に対し、札幌は前半26分にヴィニ・ペイショット、同44分に木實快斗が立て続けにゴール。後半7分にはペイショットがこの日自身2点目を決め、早々と勝負の行方を決定づけた。

 そして迎えた後半28分。ファンを魅了する極上のプレーが飛び出す。

 中盤の右サイド寄りでボールを収めたティラパット・プルートンが、相手DFを巧みに引きつける。そして、左前方の広大なスペースへ走り込んだ唐山へ絶妙なパスを通した。

 右後方から向かってくるスピードのある低弾道のパス。唐山はこれを、走りながら右足の「アウトサイド」で柔らかくトラップしてみせたのだ。

 決してスピードを落とすことなく、自らの進行方向へピタリとボールを置く。その完璧なファーストタッチに慌てて戻ってきた相手DFに対し、今度は鋭い切り返しで完全にタイミングを外す。最後は右足でゴール右隅へ、まるでパスをするかのように優しくボールを流し込んだ。

 現在24歳の唐山は、ガンバ大阪ユース時代の2019年に「17歳(J3史上最年少)」でハットトリックを達成した経験を持つ生粋の点取り屋だ。2020年のトップ昇格後は、プレースタイルの幅を広げるべくレンタル移籍を経験。今年6月からは札幌へ武者修行に出ている。

 かつての“天才ストライカー”が、自身の才能を改めて全国にアピールする鮮やかな一撃だった。

  1. 1
  2. 2
  3. 3