【26/27J2「第12節」RB大宮アルディージャvsカターレ富山「徹底分析」】RB大宮・ナダル監督が「前半は今シーズンのベスト」と語るも0-3で敗戦 攻守のはっきりした課題【戸塚啓のJ2のミカタ】(1)の画像
RB大宮が本拠とするNACK5スタジアム大宮  撮影/中地拓也

■RB大宮のカウンタープレスが炸裂!!

【J2リーグ第12節 10月21日 19時00分キックオフ RB大宮 0-3 富山 NACK5スタジアム大宮】

 2位対4位の上位対決は、意外な結末となった。

 26/27J2リーグ第12節が10月21日に一斉開催され、2位のRB大宮アルディージャが4位のカターレ富山をホームに迎えた。RB大宮は勝ち点20、富山は勝点19で、この試合の結果次第で順位が入れ替わる。

 RB大宮は、平均ボール支配率がリーグトップだ(スタッツは前節終了時、以下同)。一方の富山は、1試合平均パス数でリーグトップに立つ。シュート総数は富山が1位、RB大宮が4位となっている。どちらも自陣からボールを動かしながら前進していくスタイルであり、主導権争いが序盤の注目ポイントにあげられた。

 これが、一方的なものとなる。RB大宮が圧倒したのだ。

 ハイライン、ハイプレスで富山陣内でサッカーを進め、ボールロスト後のカウンタープレスが恐ろしく鋭かった。ロングボールを蹴らせて回収するのではなく、中長距離のパスを蹴らせることさえ許さないほどにボールホルダーへ襲いかかった。

 ハイプレスからのショートカウンターで決定機を作り出しつつ、CBガブリエウ(31歳)が3トップ中央のカルリーニョス・ジュニオ(32歳)へ縦パスを通し、そこからビッグチャンスが生まれた。

 富山の安達亮監督(57歳)は「相手のツーCBにプレッシャーをかけられなかった。あれだけ顔を上げられてしまうと、長いボールも蹴ることができるし、(守備ブロックの)中間ポジションの選手にも通されてしまう」と振り返った。外国人枠などの理由でリーグ戦は今シーズン初出場となったガブリエウが、持ち味とする縦パスを自在に差し込んでいった。

  1. 1
  2. 2