10月17日に行われたJ1リーグ第10節。川崎フロンターレが敵地でセレッソ大阪と激しい打ち合いを演じ、4-2で勝利をもぎ取った。この熱戦にトドメを刺したU-21日本代表MF大関友翔の今季初ゴールと、その裏に隠された“ベテランの献身”がファンの胸を熱くさせている。
敵地ハナサカスタジアムに乗り込んだ川崎は、前半10分にペドロ・ホマーノのゴールで先制。同19分にはC大阪の大畑歩夢が一発退場となり数的優位に立ったものの、そこから両チームが意地をぶつけ合い、2点ずつを取り合う出入りの激しい展開となる。このシーソーゲームに終止符を打ったのが、21歳の大関だった。
■ 苦悩を乗り越えた若き至宝。感情爆発の“膝スラ”初ゴール
今秋のアジア競技大会で銀メダルを獲得したU-21日本代表では中心選手として躍動した大関だが、層の厚い川崎では定位置を掴みきれず、プレー時間が限られる悔しい日々を過ごしてきた。この日も後半30分からの途中出場となったが、後半44分、ついに殻を破る瞬間が訪れる。
ボックス手前のライン間にするりと入り込んだ大関は、河原創からの鋭い縦パスをフリーで引き出し、素早く前を向く。即座に両サイドからC大阪のDF陣が激しく寄せに来たが、それより一瞬早く思い切りよく右足を一閃。強烈な弾道が、ゴール左上の隅へと美しく突き刺さった。
今季リーグ戦8試合目の出場で、喉から手が出るほど欲しかった待望の初ゴール。プレッシャーから解放された21歳は感情を爆発させ、雄叫びを上げながら顔を覆っての膝スライディング。そのままピッチに倒れ込むと、駆け寄ったチームメイトたちから手荒くも温かい祝福を受けた。






















