歴戦の“蹴球放浪家”後藤健生による、日本代表4連戦とアジア大会を巡る国内行脚。FIFAのカレンダー改定で実現した長期の国内シリーズは、試合の合間に各地の文化や食をディープに探求する絶好の機会となった。第2回は、強い雨に見舞われた広島での「昼飲み」からスタート。さらに、なでしこジャパンが死闘を演じたアジア大会決勝の地へと向かう弾丸移動の中で、偶然出会った「豊川稲荷」の奥深い歴史へと足を踏み入れる。【第2回/全2回】
■雨の広島で予定変更! 瀬戸内の魚と極上の日本酒に酔いしれる
仙台の次、ベネズエラ戦は広島でした。ピースウイングが開場してから、国際試合も行われるようになって、毎年、2回くらいは広島に行っています。
東京・国立競技場でJFLのクリアソン新宿対沖縄SVの試合を見てから夜行高速バスに乗って、午前9時に広島に到着。ここでも観光する予定でしたが、なにしろこの日はほぼ1日中強い雨が降っていました。夜は試合だというのに雨の中を歩き回る気力はありません。
そこで、広島ではゆっくりダラダラしながら、美味しい瀬戸内の魚を食すことにして(もちろん、仙台では三陸の魚をいただいたわけですが)、昼から申し訳ありませんが広島の酒を飲みながら、メバルの煮つけなどを堪能したというわけです。
広島の酒については、ちょうど1年前に酒どころ西条の酒蔵を訪れたばかりなのでこちらは一家言あります(「蹴球放浪記」第285回参照)。















