■サッカーのアジアカップも開催

 トラック付きの陸上競技場も含めて、現在では日本には数多くのサッカー・スタジアムが存在します。

 アジア大会が日本で開かれるのは32年ぶりのことですが、1994年に広島でアジア大会が開催された当時はまったく事情が違いました。

 広島アジア大会のために建設されたのが広島広域公園陸上競技場。愛称は「広島ビッグアーチ」で、長く「エディオンスタジアム広島」として知られていましたが、今は「ホットスタッフフィールド広島」となっています。

 完成したのがJリーグ開幕前年の1992年。アジア大会のリハーサル大会としてサッカーのアジアカップが開催され、決勝戦ではハンス・オフト監督の日本代表が高木琢也(現V・ファーレン長崎監督)のゴールを守り切って、サウジアラビアに勝利して初優勝しました。

 収容人員は5万人。一層式スタンドが取り囲む形式で真上から見ると真円形になっているのが特徴です。ただ、長辺が普通のスタジアムのように南北方向でなく、東西方向なので午後の試合では東側ゴールを守るGKにとって西日が正面から当たってしまいます。

PHOTO GALLERY ■【画像】1992年広島アジアカップのADカード
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