■強豪クラブは「炭鉱・港町・工業都市」から生まれる

 ヒントはここが19世紀から繊維工業で栄えた街だったということです。

 ヨーロッパでは炭鉱町や港湾都市、そして工業都市に強豪チームが集中しています。

 炭鉱町のチームとしては、たとえばドイツ・ゲルゼンキルヘンにあるシャルケとか、ウクライナのシャフタール・ドネツクが代表例です。港湾都市といえばイングランドのリバプールやニューカッスルがそうですし、イタリアのジェノア(ジェノバ)もそうです。

 ポーランドでも南部シロンスク(シュレジェン)地方の炭鉱地帯にはいくつもの強豪クラブが存在します。昨シーズン、エクストラクラサ(ポーランド1部リーグ)で2位のグルニク・ザブジェもそう。「グルニク」はポーランド語で「炭鉱労働者」という意味です。一方、レヒア・グダニスク(昨シーズン16位で今季は2部)は港町のグダニスクのチームです。

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