■日本の「鮮度を保つ醤油ボトル」より10年早かった! 目薬業界の歴史を変えたコモドシステム

 日本には、「鮮度の一滴 特選しょうゆ」や「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」などの商品がある。ボトルから液体を注げば、空いたところに空気が入る。その空気が醤油を酸化させ、味を落とすのだが、醤油を特殊なパウチに入れ、それをプラスチック製のボトルに収めることにより、パウチの中には空気は入らず、いつまでも新鮮さを保つことができるというものだ。

 ウルザファルムの「コモドシステム」は、いわばその薬剤版と言っていい。しかし開発はウルザファルムのほうが10年以上早く、しかも薬剤を扱うだけに、仕組みはより複雑で精密。醤油のボトルは、「コモドシステム」の技術を使ったものではなく、独自に開発した技術だという。ウルザファルムのこのシステムを使った商品が初めて市場に出たのは1999年のことで、日本初(すなわち世界初)の鮮度を保つ醤油ボトルは2009年のことだった。

(4)へ続く
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