王者相手に開始10秒で猛プレス! 歴史的初ゴールから始まった「3-2」のジャイアントキリング
相手が強豪であっても、SVエルバースベルクは2部リーグ時代からのアグレッシブな姿勢を崩さなかった。相手のキックオフで始まった試合だったが、いきなり最前線から強く組織的なプレスをかけ、わずか10秒後には相手陣でスローインさせるまで追い込んだ。
そして前半8分、GKからのビルドアップで右サイドを突破すると、相手ペナルティーエリアに一気に4人が走り込み、最後はFWダビド・モクワ(元フランスU-19代表)から戻されたボールをMFペトコフが左足シュート。相手DFの体に当たったボールがゴールに飛び込んだ。歴史に残る「SVエルバースベルクのブンデスリーガ初ゴール」だった。
だがそんなことで満足するチームではない。わずか1分後、相手ペナルティーエリア前でFWモクワがボールを持った相手に激しくプレスをかけると、苦し紛れに出した相手パスをキャンベルがカット、そのまま前進して左足で強烈なシュートを決め、あっという間に2-0としてしまったのだ。
「こんなはずではなかった」と、レバークーゼンの選手たちは頭を振り、新任のスペイン人監督カルレス・マルティネス・ノベルはベンチを思い切り叩くしかなかった。そしてあろうことか、SVエルバースベルクは後半立ち上がり、MFペトコフのクロスをFWモクワが決めて3-0としてしまうのである。後半キックオフからわずか24秒という早業だった。
その後、レバークーゼンに攻め込まれたが、SVエルバースベルクはチーム全員で守りながら鋭いカウンターを繰り出し、2点を返されたものの3-2で押し切って歴史的な勝利を飾った。

































