イタリア・セリエAの古豪ASローマが発表した2026-27シーズンの新アウェイユニフォームが、その洗練されたデザインで大きな評判を呼んでいる。
1927年に創設され、悠久の歴史を持つASローマ。1941-42、1982-83シーズンに続き、フランチェスコ・トッティら強力なイタリア代表組に加え、元日本代表の中田英寿氏も在籍した2000-01シーズンには悲願の3度目のセリエA制覇を果たした。日本のサッカーファンにとっても、当時スクデット獲得の原動力となった中田氏の活躍と相まって、極めて高い知名度と絶大な人気を誇るクラブである。
そんなローマのユニフォームサプライヤーを務めるのはアディダスだ。新シーズンのホーム用は伝統の「赤」をベースとした力強いデザインとなっているが、今回新たに発表され話題をさらっているアウェイ用には、上品な「オフホワイト」をベースカラーに採用した。
最大の特徴は、胸元を横切るように配された、クラブカラーであるイエローとレッドの大胆な横縞(ホリゾンタルストライプ)だ。首元にも同様のラインが敷かれ、肩部分にはアディダスを象徴する赤いスリーストライプスが走る。さらに胸の中央部分には、レトロな赤いトレフォイル(三つ葉)ロゴと、1940年代まで使用されていたヴィンテージエンブレムを現代風にアレンジして配置。クラシックさとモダンなストリート感が絶妙に交差する仕上がりとなっている。
デザインの根底に流れるコンセプトは、古代ローマの美徳である「Pietas(ピエタス)」(忠誠・伝統・義務)。チームが歩んできた長い歴史と、クラブと熱狂的なロマニスタ(サポーター)との強い絆、そしてこのユニフォームを纏う誇りと責任を表現している。その崇高なテーマは細部にまで刻まれ、襟の後ろにはクラブのアンセムにちなんだ「ROMA CHIAMÒ(ローマ・キアーモ 直訳:ローマが呼んだ)」という文字も刻まれている。






























