世界を熱狂の渦に巻き込んだサッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の閉幕から約2週間。日本代表選手たちの歴史的健闘に日本中が沸き返る一方で、彼らを支える「妻」の存在にも注目が集まっている。
なかでも時の人となったのが、日本時間6月21日におこなわれたチュニジア戦で、日本人初となる1試合2ゴール1アシストという圧巻の活躍を見せたFW・上田綺世選手(27)の妻・由布菜月(28)だ。
愛らしいルックスでモデルやYouTuberとして活動していた彼女だが、夫の大活躍を機に知名度が急上昇。SNSでは「上田綺世の奥さん、めっちゃ可愛いと思ったらモデルなんや!」「常に幸せオーラをまとってて綺麗」といった好意的な反応が殺到し、“爆美女モデル妻”として称賛を浴びていた。
上田選手と由布は2022年2月に結婚。今年4月29日には、上田選手立ち会いのもと、第1子となる長女を帝王切開で出産したことを報告している。
産後も由布は、SNSを通じて育児の様子を積極的に発信。5月28日には「毎日寝不足だったけど、お友達が会いにきてくれたり、周りに助けられながら楽しく過ごせました」と、すっぴんで我が子を抱きしめる尊い写真をアップ。その後も子連れ旅行の様子などを投稿し、飾らない等身大の育児や無理なくおしゃれを楽しむ姿が、45万人を超えるインスタグラムのフォロワーから共感を呼んでいた。
ところが、8月上旬に由布が自身のYouTubeチャンネルに投稿した“質問コーナー”での発言が、思わぬ形で炎上騒動へと発展してしまったのだ。
出産や育児に関する質問にざっくばらんに答える中で、「ガルガル期(産後に周囲に対して攻撃的になったりイライラしてしまう時期)はありましたか?」という問いに対し、由布はこう答えた。
「夫と離れて暮らしてたので、1人で育児をしているような気になってしまうときがあって。夫も関わり方が難しかったと思うんですけど……それで1回、私が(夫に)言っちゃったときはあって」
さらに、ベビーグッズを1人で買い揃えたり情報を集めたりする中で、「(夫に対して)“あれ? 育児や子どもに興味あるのかな?”って思ってしまうときがあって。ほんとにね、これはしょうがないことなんですけど」と、ワンオペ育児への率直な不安や心境を吐露したのだった。
「世間の母親からすれば“あるある”と共感できる内容でしたが、タイミングが悪すぎました。W杯直後という熱狂冷めやらぬ時期にエースストライカーへの不満とも取れる発言をしたことで、一部の熱烈なサッカーファンが激怒。『夫をサッカーに専念させろ』『自分の承認欲求を優先するアスリートの妻失格』といった激しいバッシングが殺到し、現在その動画は削除されています」(スポーツ紙記者)
これまで由布は、上田選手との海外生活や旅先でのプライベートな日常を、自ら撮影して編集した「Vlog(ブイログ=Video Blog:日常の思い出や素顔を記録した動画ブログ)」として公開し、多くのファンから親しまれてきた。しかし、そのオープンな発信スタイルゆえに、今回の騒動で「インフルエンサー妻」としてのリスクが浮き彫りとなってしまった格好だ。
そしてネット上では今、この騒動を機に“別のアスリートの妻”を絶賛する声が急増しているという。野球界のビッグスター・大谷翔平選手(32)の妻・田中真美子さん(29)である。
「炎上してしまった由布さんと、徹底して表に出ず“黒子”に徹することで株を上げ続けている真美子さん。この対照的な2人の構図を見て、『真美子さんは余計なことを一切しゃべらない』『アスリートの妻として“何もしない”って最強の処世術なんやな』と、真美子さんのプロ彼女ならぬ“プロ妻ぶり”を再評価する声があふれています。発信すればするほど隙が生まれる現代において、真美子さんの沈黙は最高のディフェンスと言えるでしょう」(前同)
自らが発信することで夫の活躍をファンと共有したい妻か、それとも夫の盾となって沈黙を貫く妻か。世間の受け止め方はさまざまだが、世界で戦うトップアスリートを支える重圧と、その「妻のあり方」に、改めて大きな関心が寄せられている。























