イングランド・プレミアリーグの昇格組ハル・シティが、ポルトガル1部名門スポルティングを退団したMF守田英正の加入を正式に発表した。31歳にしてついに叶えた念願のプレミア移籍、そして新天地の愛称が「タイガース」ということもあり、守田の出身地である大阪のファンからも歓喜の声が沸き起こっている。
大阪府高槻市出身の守田は、金光大阪高校から流通経済大学を経て、2018年に川崎フロンターレへ入団。ボランチとしてJ1制覇に大きく貢献した後、2021年1月にポルトガルのサンタ・クララへ移籍した。翌2022年7月には同国の強豪スポルティングへステップアップを果たし、在籍4年間でリーグ優勝2回、カップ戦優勝1回、さらにクラブ最高位となる欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出など、確かな実績とトロフィーを置き土産にポルトガルを去った。
輝かしいクラブでの実績の一方で、守田は今夏の北中米ワールドカップにおいて、無念の日本代表メンバー落選という大きな挫折も味わった。中盤の絶対的な柱として長年チームを支えてきただけに、その落胆は計り知れなかったはずだ。しかし、この最高峰プレミアリーグへの挑戦は、W杯の悔しさを晴らし、自らの価値を再び世界に証明するための最高の逆襲の舞台となる。
その守田を迎え入れたハル・シティは、イングランド東海岸の港町キングストン・アポン・ハルをホームタウンとして1904年に創設された歴史あるクラブ。昨季は2部チャンピオンシップで6位に入り、過酷な昇格プレーオフを勝ち抜いて実に10シーズンぶりとなるプレミア復帰を果たした。クラブカラーは力強い「黒×オレンジ」で、愛称は「タイガース」だ。
公式SNSでは、守田のスタイリッシュな紹介ムービーに続き、本拠地スタジアムで撮影された挨拶動画も公開。経験豊富なベテランらしく、落ち着いたトーンの英語と日本語の両方でサポーターへ自己紹介した。「ここに来ることができて大変嬉しく思います。みなさんの前でプレーすることを待ち切れないです」と熱い思いを語り、真新しい「黒×オレンジ」のユニフォーム姿を披露。最後には力強く「Up the Tigers!」と叫んでみせた。

































