■ 味方へのチャンス創出ゼロ。残酷なデータが示す「エゴ」の限界
かつての仲間やライバルたちの声は、母国ポルトガルのメディアでも大きく取り上げられ、ロナウド批判のうねりとなっていった。
実際にピッチ上でも、格下であるウズベキスタン戦で2ゴールを挙げた以外、彼は沈黙を続けた。
データ分析会社『Opta』は公式X(旧Twitter)で、「FIFAワールドカップの1大会において、チームメイトのために『一度もチャンスを創出することなく』記録された最多シュート数」が、今大会のロナウドの「17本」であることを発表。その投稿の文末には、皮肉を込めて「Ego(エゴ)」という一言が添えられていた。
長年の最大のライバルであり、双璧をなすアルゼンチン代表のメッシが、チームを牽引して決勝進出へと導いたのとは対照的に、残酷なまでに凋落ぶりが目立ってしまったロナウド。不世出のストライカーの最後としては、物悲しさが残る大会となってしまった。
次回はいよいよ最終回。我らが日本代表を襲った今大会最大の悲劇――キャプテン・遠藤航の「代表引退」騒動の真相と、初戦3日前の戦力外通告に隠された闇を検証する。

























