【W杯】「これを上田綺世と伊東純也で…」無敵スペインの“複数人連動”美しすぎる崩しからの追加点に称賛! 「最高のゴールやわ!」エムバぺ擁するフランスに完勝の画像
ラミン・ヤマルの突破から先制ゴールが生まれた。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 現地時間7月14日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の準決勝で、スペイン代表が2-0でフランス代表に完勝。見事に、初優勝を飾った2010年南アフリカ大会以来となる決勝進出を果たした。

 アメリカ・テキサス州のダラス・スタジアムを舞台に行われた、事実上の決勝戦とも称された大一番。「緻密な組織力」のスペイン対「圧倒的な個の力」のフランスという構図の中、両チームが互いに高い警戒心を持って試合に入った。

 そんな緊迫した空気が動いたのは前半20分、スペインがPKを獲得して先制点を奪う。スペインが上げたクロスに対するこぼれ球を、フランスのDFルカ・ディニュがクリアしようと足を振り抜いた瞬間だった。ディニュは背後から迫っていたスペインのFWラミン・ヤマルの存在に気づいておらず、振り抜いた足がペナルティエリア内でヤマルに直撃。主審はPKを宣告した。このPKをFWミケル・オヤルサバルが確実に決めて、スペインが先制ゴールを挙げている。

 先制後、卓越した技術力を誇るスペインはボールを保持し続けながら、強固な守備ブロックを形成。キリアン・エムバペを筆頭とする強力なアタッカー陣を前線に並べたフランスに対し、決定的なシュートチャンスすら満足に与えないまま時計の針を進めていった。

 そして迎えた後半13分、スペインが世界を魅了する美しい追加点を奪う。

 右サイドの中央寄りの位置で、右サイドバックのペドロ・ポロがボールを持った場面。このとき、右サイドのタッチライン際にヤマルが開いて立つことで、対峙する相手ディフェンダーは彼を警戒して外側へ引っ張り出され、その場に「ピン留め」されていた。

 これにより、フランス陣内の中央にぽっかりとスペースが生まれる。ペドロ・ポロはそのスペースを見逃さず、攻撃の方向を中央へシフト。手前にいたオヤルサバルをあえておとりにして、その奥にいたダニ・オルモへ斜めのパスを差し込み、そのまま自身も前線へ駆け上がった。

 ボールを受けたダニ・オルモがダイレクトでパスを返す「ワンツー」が決まり、フランスの強固な守備陣は完全に無力化。ペナルティエリア内で完全にフリーとなったペドロ・ポロが、GKとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らしてみせたのだ。

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