北中米ワールドカップ(W杯)の熱気あふれるスタンドで撮影された、因縁のレジェンド2人による“奇跡の再会ツーショット”が世界中のサッカーファンの胸を熱くしている。
その一枚が撮影されたのは、現地時間7月3日に行われたラウンド32、アルゼンチン代表対カーボベルデ代表の一戦。舞台となったアメリカ・フロリダ州のマイアミ・スタジアムには多くの元選手やVIPが駆け付けていたが、そのスタンドの一角で、元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏と元アルゼンチン代表のディエゴ・シメオネ氏が顔を合わせたのだ。
華麗なる貴公子と、狡猾な闘将。この2人には、サッカー史に深く刻まれた“言わずと知れた因縁”がある。
時計の針を戻すこと28年。1998年のW杯フランス大会、決勝トーナメント1回戦での激突だ。後半2分、背後からの激しいファウルでシメオネに倒された若きベッカムが、うつ伏せのまま足を跳ね上げてシメオネを転倒させ、「報復行為」として無情にも一発退場を宣告されたのだ。
残された10人で死闘を演じたイングランドだったが、惜しくもPK戦の末に敗退。試合後、ベッカムはメディアから「10人の獅子と1人の愚かな若者」と痛烈に批判され、国中からA級戦犯として凄まじいバッシングを浴びることとなった。
あの日以来、2人は別々の道を歩み、それぞれが波乱万丈で充実したサッカー人生を送ってスパイクを脱いだ。
そして“あれから28年”が経過した2026年の夏。ベッカムが自身の公式インスタグラムに「マイアミで旧友にばったり会った...」と綴れば、シメオネも「代表戦の試合をレジェンドと一緒に楽しんでいます」と投稿。28年前のあの夜には誰も想像すらできなかった、肩を並べて穏やかな笑顔を浮かべる最高のツーショットを世界中へ公開したのだ。





































