【2026北中米ワールドカップ・グループステージ第1節 スペイン代表vsカーボベルデ代表 2026年6月16日(火)1:00キックオフ アトランタ・スタジアム】撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)
無名な島国のゴールキーパーのインスタグラムが、いま世界中で特大のバズを巻き起こしている。
米放送局「ESPN」の公式X(旧Twitter)によると、カーボベルデ代表GKヴォジーニャのインスタグラムは、試合前まで5万人だったフォロワー数が一夜にして200万人超へ激増。さらに日本時間22日には1545万人にまで達し、米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平の1083万人を遥かに凌駕する驚異的な数字を叩き出したのだ。
その熱狂の理由は、初戦のピッチにあった。時は少し遡り、2026年6月15日(日本時間16日)、アメリカ・アトランタのスタジアム。タイムアップの長い笛が鳴り響いた瞬間、カーボベルデ代表の40歳、GKヴォジーニャはピッチに崩れ落ち、熱い涙を流した。彼を中心に青いユニフォームを着た選手たちが次々と駆け寄り、幾重にも重なる歓喜の輪を作る。スコアボードに燦然と輝く「0-0」という数字は、現代サッカー界における「奇跡」の同義語として、この先長く語り継がれることになるはずだ。
人口わずか約50万人。アフリカ大陸の沖合に浮かぶ小さな島国が、記念すべきW杯初出場のピッチで対峙したのは、優勝候補筆頭のスペイン代表だった。2026年6月11日に発表された最新のFIFAランキングにおいて、スペインは世界2位。対するカーボベルデは67位。誰もがスペインの圧倒的有利を疑わない、あまりにも巨大な格差がある中での激突だった。





































