現地時間6月14日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)のグループF初戦で、日本代表は強豪オランダ代表と2-2の引き分けを演じた。0-1とリードされて迎えた後半12分、中村敬斗が突き刺した鮮やかな“股抜きニア弾”から1日が経過したが、その興奮は今も冷めやらない。
25歳で初のワールドカップ出場を果たした中村。大会直前に同じ左サイドの主力だった三笘薫がケガでメンバー外となったこともあり、大きな期待と注目を背負ってのスタメン出場だった。
相手は強敵オランダ。W杯準優勝3度の実績を持ち、過去3度の対戦で0勝1分け2敗と日本が一度も勝ったことがない相手だ。中村は3-4-2-1の左ウイングバックに入ると、守備時には最終ラインまで下がって5バックを形成。オランダの右ウイングであるクリセンシオ・サマーフィル、右サイドバックのデンゼル・ダンフリースと対峙しながら、前半43分には相手ボックス内でボールを受けて“あわや”の右足シュートを放つなど、攻守に躍動した。
そして先制点を奪われ、追いかける展開となった中での後半12分だった。
左サイドを抜け出して深さを作った久保建英からのバックパスを、中村がボックス内、ゴールから左45度の位置で受ける。足元にボールを収めた中村は、右足アウトで斜め後方へボールを持ち出してルックアップ。ゴール前にクロスを送り込むフリを見せた後、もう一度ボールに触って角度を調整すると、そこから腰を捻りながら鋭く右足一閃。シュートブロックのために足を伸ばした相手DFの股の間を抜いて、ニアサイドのゴールネットに突き刺した。




















